2013.10.27

狐女子高生

IMG_2387.jpg

 

10月26日、渋谷の街。
寒空の下、渋谷パルコ主催の"シブカル祭。"にて、詩人と魔女見習いの初コラボレーションが叶った。
誘ってくれたのは、文月悠光さん。
中原中也賞を最年少で受賞し、詩と世間の橋渡しになろうと、ミスiD2014という一風変わったアイドルオーディションに参戦。個人賞(柚木麻子賞)を受賞された。
 
澄んだ声が、すぐとなりで聞こえる。
悠光さんの声と、わたしの声と、ギターの音色と、雑踏と。
舞台にいるのはふたりで、主役もふたり。
いつもと違う、あたらしい試みに、心がふるえた。
冷え性なわたしの手のひらを包んであたためてくれた悠光さん。
随分となかよくなったなあと思い、出会いを振り返るとなんだか可笑しかった。
 


5月、渋谷でストリートライヴをしていた夕方。
一人の女の子が、こちらを射抜くように見つめていた。
真っ直ぐな瞳に、見透かされているようなきもちになり、ほんの短い時間だったのに、彼女の瞳が心に残った。
 
その女の子が、文月悠光さんだった。
 
お名前は、小出茜さんを通して存じていた。
小出さんは絵を描く人。もともと、わたしが一方的に好きで、以前使っていたホームページの絵を描いていただいたのをきっかけに親交を持った。
「詩×絵」というイベントにおふたりが出演されており、同世代であり、同じく小出さんファンらしい悠光さんに興味を持っていたのだ。
 
そんな悠光さんが、いきなりtwitterでリプライをくれたのでびっくりした。ほんとう、びっくり。
お顔を知らなかったけれど、すぐにあの女の子だとわかった。
その後、連絡を取り合い、リリースパーティーに来てくれたり、お茶をしたりした。
 
 
悠光さんの詩にふれて、うつくしいな、格好いいなと、素直におもった。
やさしくされたり、突き放されたりで、翻弄されるうちに、いつの間にか甘い毒に満たされ、うっとりとため息する。
ぶっとんだ妄想力に、クスッと笑ったりもする。
夢の中で見たような情景が浮かび、じん、ときたりもする。
 
だから、コラボのお誘いをいただいてとても嬉しかった。
想像ができなくて不安もあったけれど、悠光さんとならと。
 
お客さんの前で披露したとき、わたしの心に新鮮な風がびゅーびゅー吹き(実際風は冷たかったのだけれど)、楽しくて仕方がなかった。
このきもちを大事にしたいなと思います。

 


そんなこんなで明日、不思議なご縁で繋がった三人が集まり、シブカル祭。最終日の夜にコラボレーションする。
渋谷パルコ part1の2.5Dスタジオから、その名も「宇田川町ハロウィンナイト」。
わたしにとって奇跡のような夜。
お楽しみに。
 
 
以下は悠光さんからの嬉しい言葉。
あの日、こんな思いで聴いてくれていたのだな。
おたがいに、"真っ直ぐ"と感じていたのが不思議。
 
 
5月14日、渋谷で耳に穴を開けた帰り。
駅前で、吉澤嘉代子さんの歌声に遭遇した。魔女修行中という彼女。
こんな真っ直ぐな声をした人がどんな言葉(歌詞)を発するのか
どうしようもなく気になって、立ち止まって聴いていた。
http://hudukiyumi.exblog.jp/18531037/#18531037_1

 

 

IMG_5458.jpg